子どもに「先生何才?」と聞かれたら

子どもは平気でコンプライアンスの壁を越えてきます。普通に「先生何才?」と聞いてきます。こんにちは、スクールカウンセラー神村です。今回は「子どもに『先生何才?』と聞かれたら」というテーマです。

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子どもの思いを想像する

「先生何才?」と聞いてくる子どもの多くは、先生の年齢を知りたいわけではありません。先生と仲良くなりたいのです。そのきっかけを年齢を聞くことで作ろうとしているのです。聞かれたら「私と仲良くなりたいんだな、かわいいな」と、大人の余裕をもって接しましょう。

きっぱり教える

私の経験上、きっぱりと「◯◯才です」と正直に答えると、子どもは意外と嬉しそうな反応をする気がします。聞いたら正直に答えてくれた、というのがシンプルに嬉しいのかもしれません。「パパより上だ」などと自分のことと関連付けて話が広がったりします。

教えない

子どもとの間にしっかり境界線を引く、ということも安全に先生を続けていく上で大切な視点です。その際は、自分に興味を持ってくれたことへの感謝を伝えた上で、「年齢と体重は秘密にさせてね」などと伝えましょう。言いたくないことは言わなくていい、というモデル学習になります。

ユーモアで返す

子どもに「先生何才?」と聞かれたら、真面目な顔で「え?同い歳じゃないの?」と返す。これはこど看さんという現役児童精神科看護師の方のXの投稿で見つけたものです。いいですよね。すぐやってみましたが失敗しました。相手は小学1年生でしたが泣き出しそうになってしまいました。ユーモア返しは自分のキャラと相手との関係性が大切ですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。このブログは先生応援ブログです。サクッと読めて、ちょっと心が軽くなる。そんなブログを目指しています。スクールカウンセラー神村でした。

参考:子どもの精神科看護師@こど看さんのXの投稿

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この記事を書いた人

神村 淳一のアバター 神村 淳一 スクールカウンセラー

東京都公立・私立学校スクールカウンセラー。20年間の教員生活を経て現職。モットーは「まずは大人の元気から」。公認心理師・学校心理士。

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