5年生が思っていること【2】

毎年5年生と全員面接をしていると、担任の先生について話す子が必ずいます。不満だったり要望だったり。先生への思いは子どもによって千差万別です。しかし好きな先生の特徴は不思議と共通点があるものです。こんにちは、スクールカウンセラー神村です。今回は「5年生が思っていること」の第2回目。5年生が好きな先生の特徴について紹介します。どうぞ参考に。

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話が短い

「帰りの会が早くていい」「だらだら叱らない」。先生の話が短いことは子どもにとって大歓迎。5年生ともなれば、休み時間や友達との約束は学校生活の中で最重要な時間。その時間をきちんと守ってくれる先生が子どもは大好きです。話していて、ちょっと短すぎるかな?と思うくらいが、子どもにとってちょうど良かったりします。

すぐにアドバイスをしない

不満そうに「先生に相談するとアドバイスばっかりする」という子がいます。一瞬、え?と思うでしょう。もちろん内容にもよりますが、ただ話を聞いて欲しいときもあるのです。5年生はまだまだ子どもでありますが、ときどき大人です。「わかる〜」の一言が欲しいお年頃の始まりでもあります。気持ちをただただ受け止めてくれる。そんな先生が子どもは大好きです。

ちゃんと謝る

子どもは、大人をよ〜く見ています。「あの先生、自分は◯◯するくせに、私たちが◯◯すると怒るんだよ」と恐ろしいほど大人を観察しています。そんな時「先生にどうしてほしいの?」と聞くと、多くの場合「謝ってほしい」と子どもはいいます。先生方にどう伝えて良いか私自身いつも迷いますが、子どもと関係を作る上で謝ることは大切なポイントだと思います。ごめんなさいが言える先生をきっと子どもは尊敬します

最後までお読みいただきありがとうございます。このブログは先生応援ブログです。サクッと読めて、ちょっと心が軽くなる。そんなブログを目指しています。スクールカウンセラー神村でした。

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この記事を書いた人

神村 淳一のアバター 神村 淳一 スクールカウンセラー

東京都公立・私立学校スクールカウンセラー。20年間の教員生活を経て現職。モットーは「まずは大人の元気から」。公認心理師・学校心理士。

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