先生の休み方【10】

8月後半。GW明け以上に憂鬱な気持ちになる時期です。こんにちは、スクールカウンセラー神村です。「先生の休み方」第10回目。今回は、熱帯夜以上に寝苦しい、夏休み最終週の過ごし方です。どうぞ参考に。

目次

ほどほどの準備

教員時代、二学期は第二の学級開きの時期として、毎年細やかな計画を立て臨んでいました。もちろんうまくいく年もありました。しかし、まったくうまくいかない年もありました。その原因の一つに準備のし過ぎがありました。準備のし過ぎがかえって子どもたちの主体性を奪ってしまっていたのです。今は様々な学習スタイルがある時代です。子どもの動きや成長を楽しみながら、のんびり構えていくぐらいが、ちょうどいいのではないでしょうか。ほどほど、がいいのです。

ため息をつこう

ああ、2学期が始まるのか…。と深いため息をつく。別に、いいじゃないですか。どんどんついてきましょうよ。無理に自分に鞭打って頑張ろうとしなくていいと思います。きっと多くの子どもたちも、今頃ため息をついています。ああ、2学期が始まるのか…と。そんな子どもたちにとって、無理をしない先生の姿はむしろ頼もしいでしょう。安心感を与えるでしょう。ため息は深呼吸。自分の体と心のためにも深くため息をつきましょう。

不安でいい

私は、不安なこと、心配なことがあると必死に無くそうしてしまいます。「大丈夫」とか「心配ない」とか無意識に自分に言い聞かせてしまいます。しかし、そうすることでかえってネガティブな気持ちに注目してしまうのです。その結果、ネガティブな気持ちはどんどん膨らんでいきます。もういいのです、不安のままで。なんとかならないかもしれないけれど、その時はその時。と、最近は思うようにしています。その方が、少し、いや、だいぶマシです。

最後までお読みいただきありがとうございます。このブログは先生応援ブログです。サクッと読めてちょっと心が軽くなる。そんなブログを目指しています。スクールカウンセラー神村でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

先生のお悩みごとは
私にご相談ください

この記事を書いた人

神村 淳一のアバター 神村 淳一 スクールカウンセラー

東京都公立・私立学校スクールカウンセラー。20年間の教員生活を経て現職。モットーは「まずは大人の元気から」。公認心理師・学校心理士。

目次